どこにお願いしようか
ポイントは
・お寺らしくなくても良い。むしろそのほうが良い。
・住居も必要なので、どちらもお願いできる。
・お参りに行きたくなる、安置したい、されたい空間である。居心地が良い。
・価格はかなり抑えたい。でも、品質は大事。
・いろいろな意味で信頼できる。設計通り遂行できるのか。
住居も必要という部分で、多くの住宅メーカーが難色を示しましたが、納骨堂とはいえ一般的な納骨堂に比べると小さめなので、住宅を二棟建ててつなげると考えれば問題は無いとも。
設計事務所や工務店にとっては全く問題ないので、あとはデザイン性と技術力ですね。
そこでちょっと面白い存在が土屋ホーム。
土屋ホーム自体は通常の住宅メーカーと一緒なのですが、グループに特殊建築部があるんです。
特殊建築部では社員寮やコンビニ、ネットの情報ではお寺も。
住宅は土屋ホームで、納骨堂は特殊建築部でということが可能なんです。
土屋ホームは北海道を基盤として、現在は東北や本州地域でも展開されております。
北海道の環境下における住宅という点では信頼できるかなと。
また、自前の大工さんを育成しており、その辺も信頼できるポイントかと。
とりあえず、土屋ホームの営業さんにお願いして、特殊建築部のお話をお伺いすることに。
並行して、設計事務所さんや工務店さんにもお話をお伺いしながら、設計図面も引いてもらうことにいたしました。
北海道ならではの悩み
北海道ならではのこと。
しかも雪が多い地方のこと。
お寺らしくないものをと考えていろんな意見を聞いて、自分なりに勉強しましたが、やはりネックになるのが雪対策。
岩見沢といえば北海道でも有数の豪雪地帯。
2012年の豪雪には参りました。。。
そして、しばらくおとなしい冬でしたが、また2020年、大雪が来ました。
そうです、この雪対策はやはり避けては通れません。
除雪の導線、雪の捨てる場所、寒さへの対策、雪庇への対策などなど、考えなければいけないことが多いのです。
もちろん、住宅メーカーにしても、工務店にしても地元はそのあたりについては考えてくれています。
大手住宅メーカーは北海道専用の住宅も扱っています。
納骨堂とはいえ、やはり最低限の雪への備えは必要です。
その辺も重要な要素になりますね。
納骨堂も建てられて住宅も性能が良い。
自分なりに絞れてきました。
結局は人と人との信頼関係かなと
調べれば調べるほど奥が深いというか、やはりある程度の知識を持って臨まないといけないなと思いますね。
もともとの金額が高いものですから、当たり前に費用がかかると思っているところがあり、業者さんから見積もりが出たら何も言えない。
このくらいかかりますと言われればそれまで。
他者と比べることで判断するしかないのですが、どこまで一緒なのか?
同じ形でも中身はどうなのかまではわかりません。
見た目が一緒でも構造が違う。
断熱の厚さや素材までは見た目ではわかりません。
床下がどうなっているのか?
本当に全館空調ができるのか?
などなど、疑ったらきりが無いです。
なんせわからないことばかりなので。
業者さんだって儲けを得なければいけませんから。
そのあたりはやはり信頼できる業者、設計士、営業などやはり人との信頼関係になるのかなと思います。
それを見極めて、任せたいと思う人に巡り合う。
これってすごく大事なことですよね。
土屋ホームで家を建ててみた件(案)
タイトルの通り、家の建築については別のブログにて紹介しております。
meganeosho-home.hatenablog.com
よろしければご参考に。
かなり大きなものであれば住宅メーカーでは対応できないにですが、予算の都合上、大きなものはできないので、住宅建築の範疇でできるそうです。
ある意味悲しいですが(泣)
試行錯誤
住宅だけならどこでも、でも納骨堂も一緒となるとなかなかありませんね。
そうなるとやはり工務店であればどちらも可能。
設計事務所に依頼するのも、結局施工するのは工務店なのでやはりベスト。
しかし、探していく中で住宅も納骨堂も可能な住宅メーカーも。
大和ハウスや三井ハウス、土屋ホームは特殊建築部もあり、マンションやアパート、寮などの建築も手がかけているため問題ないと。
セキスイハイムについても形状に制限はあるかもしれないが可能かも。
そのほか、住宅建築の延長戦として考えれば、住宅を2棟建てるとして考えると可能なところも。
問題は別々に作るのであれば問題無いが、繋げてくる作るとなるといろいろ問題が生じます。
例えば住宅ローンを組む際の障害となります。
それがあるので難色を示す大手メーカーもありました。
いずれにしても、何を決めてとして選択するのか迷うことになりますが、やはりポイントは性能とデザインと価格。
そもそもいくらでできるものなのかもわかりません。
性能とデザインが良くても価格と折り合いがつかなければ何もなりません。
結局はそこが1番のポイントもしれませんね。
でも、納得のできないものを作るのならば意味がない。
資材の価格も上昇していると聞きますから、余計にネガティブになります。
頭で考えても大きく前に進みません。
ある程度、業者を絞ってお話を伺ってみることにしました。
知らないからこその良さ
お寺らしくないもの。。。
とは言ったものの、それでもたくさんのデザインが考えられます。
とりあえず富良野のカンパーナ六花亭みたいなものという漠然とした思いを、パースにしてくれるメーカーさんや設計事務所さんがいらっしゃいました。
ありがとうございます!
お寺も建てれて家も建てれる。
家はどこでも建てれる感じですが、やはりお寺、納骨堂となると施行したことのある業者はほとんどありませんね。
まぁ、施工したことが無い、設計したことが無いほうがおもしろいものができるかなと、期待もあるのですが。
どちらかというとそのようなアイデアを求めて探しています。
実際に納骨堂がどのようなものか勉強してくれて、実際に見に行っていただいて図面を書いていただいた設計士さんもいらっしゃいました。
納骨堂という先入観がないので、本当に素晴らしいアイデアをいただきました。
逆に一般的な感覚で納骨堂はどうあってほしいのかというものを知ることができて、とても勉強になりました。
しかし、その反面、何も言わなくてもわかってくれる、やってくれるというようなことはありませんから、すべて自分で意識しなくてはいけません。
どこにも無いような納骨堂にしたいと考えてますから、それでも良いかなと。
とはいえ、資金に限界がありますから、そのような建物ができるのかどうかわかりません(笑)
もし建築できても、「あ、普通だね」とか、「いまいちだね」と言われるのかもしれません。
ただ単に私のわがままなのかも。
悩みは続きます。
こんな時だからこそ
こんな時だからこそ、できないのか?
準備はしてきたつもりでしたが、いざ始めるとなるとなかなか難しいものです。
そして、
どのようなものが求められているのか?
どのようなものならば求めたくなるのか?
興味は無いと思っていても、関わりたくないと思っていても避けられないことです。
そうなった時に安心していただける。
満足していただける。
喜んでいただける。
そのような体制でありたい。
ちょっと脱線いたしましたね(;^_^A
そんなことを考えながらの計画です。