お寺を建てる
「何かお寺っぽくない建物でお寺(納骨堂)を建てることはできないのか?」
それがすべての始まりでした。
経済的な負担はなるべく軽く、檀信徒の方々に喜んでいただけるような建物に。
足を運びたくなる、手を合わせに行きたくなる場所に。
みんなが欲しい、そこに居たいと思っていただけるような納骨堂に。
そんな思いを描きながら過ごしてまいりました。
荘厳なお寺の境内、そのようなものに憧れはありますが、やはりそのような建物にするには経済的な負担が大きいです。
果たしてどのようなものを皆さんが求めるのか?
皆さんが欲しいと思うもの?
行きたいと、わざわざ足を運びたいと思うものはどういうものなのか?
そこで出した答えが
「何かお寺っぽくない建物はどうか?」
ということでした。
形や歴史ではなくて、そこに法(仏法)がある。
法の潤いに満ちている。
それが本来のお寺ではないかと。
なんとなく漠然とした考えの中で、とにかく進めてみることにしました。
そんな、ことを考えている住職のブログです。